045:引継ぎについて



 
ないよ。012でも語っていますが)
 本気で。
 2014年の4月に転職したのですが、今までいろいろな会社で勤めていましたが、ここまで酷い引継ぎは体験したことがありませんでした。
 もうね、本当に吃驚した。
 吃驚して、怒りで声が出ない。
 そんな体験したくなかったよ。



 業務内容としては
・インストラクター
・PC管理と設定、メンテナンス
 の、二本柱なのですが、前任者がマニュアルを一切残さない人だったのです。


 CADだけでも
 Auto-CAD・RootPro・CATIA・NX・Pro-E(Creo)・ICAD とあるのに、マニュアルの場所すらしっかりと教えてくれませんでした(怒)

 PC管理なんて、これだけのCADのインストール方法、メンテナンス、特殊設定、フリーソフトのインストールとあるのに、口頭で三日間(そのうち半日は相手の都合でなし)実質1.5日間で引継ぎ終了。





 ‥‥‥引継ぎが、ない方がマシでした。



 しかも、その前任者、自分が仕事ができると信じている厄介な人で、その人が育てた人材も自分が仕事ができると思い込んでいる超絶厄介な人で、この二人から引継ぎするというのはかーなーりー苦行でした。

 本社の私と似たような仕事をしている人(その人はインストなし。しかしPC管理の仕事が多い)も引継ぎが一切なくて、二人してぶーぶー言っています(笑)



 
立つ鳥跡を濁さず。
 これが、諺になるということは、大半の人がしないということです。


 みなさんも、就業したら引継ぎがない、教えてもらえない、邪魔者扱いされるということがあるかもしれませんが、実態としてあり得るのです。
 大手会社でも引継ぎがないのなんてざらです。
 派遣社員だったら前任者とラップ(期間が重なること)なんてほとんどしてもらえないので、前任者の仕事を洗いざらい調べることから業務が始まります。


 引継ぎしてもらえる、教えてもらえる‥‥‥と、いう甘い期待は抱かないようにしましょう。

 入社する前に「仕事内容がわからなかった時に誰に聞けばいいのか?」というのはしっかりと確認しておきましょう。
 確認しておいても、ふじさわのような事態が発生するのです。


 最近は、どこに問い合わせるのも「前任者から引継ぎされていません」「前任者がなにも資料を残していません」を連呼しています☆
 同僚&上司に丸聞こえです。
 あははは〜。
 性格が悪いのは自覚していますが、私が前任者を憎いと思っていることを知っている同僚が、前任者への細かい問い合わせをすべて代理でしてくれます(^o^)



 ‥‥‥本当に、同僚のみなさまにはご迷惑をおかけしておりますm(_ _)m
 ありがたや、ありがたや。(手を合わせて拝む)

 でもね、私はいい加減いい年していますが、質問の仕方が少しでも間違っていると質問に答えないような前任者の姿勢は大嫌い!!!!!!!なのです。

 質問しても「ありません」「できません」「できますよ」としか答えてもらえないふじさわの姿を見ていた同僚が、私に同情して上記のような対応をしてくれているのです。(ちなみに、決して味方ではない)



 あまりにも酷いことを、同僚や上司は把握してくれていたのですが、その人(前任者)は悪い意味で一目置かれていたので誰も注意できなくて、私がすべて引っ被っていました。
 マニュアルがありません。引継ぎ資料はありません。は慣れていますが、まさかの‥‥‥

 引継ぎ者のご機嫌が悪いと引継ぎしてもらえない。

 と、いう環境は初めてでした。



 質問しても答えてもらえない、大量の仕事があるのに引継ぎ資料もない。PCが壊れていたらすべてメンテナンスしないといけない‥‥‥そういう状況で助けてもらえなくて、心を病みそうになり、部長の前で号泣してしまいました。
 本当に心が壊れる寸前でした。
 自分をそんなに弱いと思っていなかったし、何とかなると思っていたのですが、前任者がいなくてその状況なのと、前任者がいるのにその状況というのは雲泥の差でした。

 こんなにも心ない人がいるのか、自分の抱えている仕事が大量だと自覚しているのに、引継ぎ者に何も残さないということを実行できる冷酷な人がいるのかと、そう思ったら人間が怖くて仕方がありませんでした。
 苦しんでいるのを、見て、知っているはずなのに、にやにや笑える、前任者の精神に寒気がしました。

 心の換気扇の掃除は上手なつもりでしたが、自分が理解できない冷酷な人間と対峙すると、意外とあっさりと心は挫けるんだな、と感じました。

 実は、引継ぎではない引継ぎが終わって、その前任者が別のところへ異動してから、全く別の場所で前任者と会ったのです‥‥‥
「引継ぎほとんどしてないですね」
 という意味合いのことを笑って言われました。
 ふじさわは
「そうですね」(ほぼ無表情)
 で、肯定しておきました。
 きっと否定してもらいたかったんでしょうが、誰がするか。
 はっきり言って、あなたに教えてもらったことはないと思っています。(きっぱり)
 しかし、その前任者、自分の教えたい人にはみっちりと教えていました。うわ、最低。私、その人ほどあなたに教えてもらってないよ?と思いながら、CAD操作を嬉々として語る前任者を横目で見ていました。
 うん、心病まなかったのが不思議。



 ちなみに、その前任者が育て上げた女性から別の仕事を引き継ぐことになったのですが、その人も最低でしたわ。ほぼ同じ対応。
 ああ、あの前任者が育てれば、こういう悪いのができるよね、という納得の人材。
 仕事を選ぶ。
 相手を選ぶ。
 感情で仕事する。
 という、三拍子揃った見事な屑社員でした。
(憎いとか屑とかかなり口調が悪いのですが、それぐらいの言葉を吐き出さないと心の制御ができないくらいなのです。ふじさわ、心が狭いのでまだまだ許せません)

 美人だよ。
 仕事も、その人に振った仕事はまあまあの出来だよ。
 でもね、何も知らない新卒を言葉で痛めつけて、コンプレックスを植え付けるような人間は屑だと思います。
 教育とか、子供を育てるとか、そういうことに絶対に関わって欲しくない子持ちの女性でした。
 自分を正義だと疑ってもいない。それが他者を傷つけている上に自分の浅はかさを曝け出しているとどうして気づけないのか‥‥‥お子さんには、きちんと自力で成長してもらいたいなと思っています。



 心が折れそうだった新卒と二人三脚でCADを勉強して、なんとか送り出したのですが、その新卒をもっと早くに助け出せなかったのか、今でも後悔しています。




 昨年、この二人に痛めつけられたふじさわは、部長の前で号泣してから開き直りました。
 同僚&上司をひっ捕まえては
「改善は求めてません。本人には言わなくていいです。愚痴を吐き出すだけですっきりするので、聞くだけ聞いてください!!」
 と毎回断言して、思いの丈と悪口雑言を吐き出していました(笑)
 聞くたびに引きつっていた同僚&上司。
 そうだろう、そうだろう。酷いだろう?
 と、思いつつ、あまりの二人の悪辣さに次第に「これはネタになるな〜」と思い始めました。
 はい、ここでネタにしています。
 まあ、どこかでバレたとしても、構いません。本人に言いたくてたまりませんから、私。途中、何度か喧嘩を売りそうになり、上司の慌て顔が視界の隅に入ってやめたという‥‥‥
 もし、この二人が戻ってくることになったら、私辞めます宣言してます。絶対、二度と一緒に仕事なんてしたくないです。
 自分に悪い点があると思いもしない人と、仕事なんてできるわけがありません。






 って、この中で一番酷い人はふじさわですね。
 はい、自覚あります。
 二人とも部署から離れた後、同僚&上司にはきちんと謝罪していますが、ちょっと扱い辛い人になっています(遠い目)

 みなさん、反面教師としてこの項は読んでくださいね。←おいおい。



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