***場所と時期、時間。*** |
着物に挑戦をする場合、着始める時期は春頃がお薦めです。この時期に着れば 春→半巾帯と小紋。 夏→やや着慣れて浴衣。 秋→小紋と名古屋帯。お太鼓に挑戦☆ と、進めていけるのです。 新芽ちゃんにお薦めしない時期は夏。 夏は、他の季節と違って「袷(あわせ:裏地のある着物)」ではなく「単衣(ひとえ:裏地のない着物)」を着なくてはいけません。寺社仏閣や昼間のおでかけなら浴衣よりもきちんと長襦袢を着て、足袋をはいて‥‥‥ということになりますので。 ちなみに、浴衣&下駄ではホテルのロビーに入れません。(もちろん入ることは可能ですし、ホテルの人も止めたりしませんが、着物に着慣れた人から見たら無礼となります)舞台を見に行くとかも駄目です。(もちろん、見に行ってもいいですが‥‥‥以下略) では、下に一覧。 10月〜翌年の4、5月頃 →袷 6、7、8、9月(実際は6、9月)→単衣 7、8月 →縮(ちぢみ)、絽(ろ)、紗(しゃ)、夏用の紬(つむぎ)、 絣(かすり)などを単衣で仕立てたもの 全体を総称して薄物と呼んだりもします。 と、いうわけで袷が初心者向きというのはご理解頂けると思います。 夏に着物‥‥‥あせもができて大変だったなぁ。 新芽ちゃんにはお薦めしません。 そして、着ていく場所。 こちらは先述の「ハレとケ」をご覧下さいね。 一応、履物だけ場所別に。 ウィンドウ・ショッピング、ファミレスなどの気軽なお店→下駄OK。 観劇、ホテルのレストラン、少し高級なお店 →草履。 と、履物でも入れる場所と入れない場所があります。 気軽なデートなら草履でOKでしょう。 ハレ→草履 ケ→下駄 と、まずは簡単に覚えて下さい。 着物を着慣れるまで、おでかけは目的地までは往復2時間以内、できたら目的の場所での所要時間は2時間以内。にしましょう。 楽しむためには、着て、でかけて、脱ぐ。までが4時間以内がお勧めです。慣れてきたら徐々に時間を延ばしていきましょう。 疲れます。息が切れます。 着物は思った以上に腰に負担がかかります。いつもよりも背を正していた方が楽なので、背筋を張りますので普段は使っていない筋肉を使用します。 よく、着姿を美しくするためには姿勢を正しなさいと本には書かれていますが、これはどちらかというと反対で、姿勢を正していたほうが楽なので着物を着ると自然と姿勢が正しくなります。本を読むたびにこういう文章は反対なんだよね。と、ふじさわは思います。 |
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