008:履歴書・職務経歴書は自分をプレゼンする手段 |
履歴書、職務経歴書の書き方へのちょっとしたアドバイスを4〜7で書いてきました。本当に参考程度だったかと思います。 書類選考で落とされた場合、真っ先に考えなくてはいけないのは、自己アピールの方向性がその会社に合っていなかったのではないか‥‥‥ということです。 履歴書・職務経歴書は、『あなた』をプレゼンテーション(以下、プレゼン)する道具の一つです。 会社によって方法(書き方)を変えるのは当たり前です。 自分という商品を、より魅力的に見せることができる履歴書・職務経歴書なのかというのをよくよく見返してください。 ■■■ 就職活動は恋愛と一緒というが、むしろ婚活 ■■■ 一社落ちると、自分が世界に必要とされていないような気分になります。 が、これは誰でもです。 そういう失恋気分を上手に切り替える必要があります。 A社に通る履歴書・職務経歴書も、B社には通じない。 A子ちゃんと行ったすてきなデートコースが、B子ちゃんにはどん引き。 そんな感じです。 書類審査を通らなかったら、もちろん送った履歴書・職務経歴書になにか問題があるでしょう。 ですが、それで自分を見失ってはいけません。 自分が「推せる自分」の履歴書・職務経歴書を目指しましょう。 『お祈りメール』や『お祈り封筒』(あなたのご活躍をお祈りします〜などなどの、不採用通知にほぼ書かれている「お祈りします」という言葉から来ています。短く言えばお祈りメール=不採用通知のこと)を見て、落ち込む気持ちはわかります。 ものすごーくわかります。 ですが、 「ご縁がなかった!!」 と、次に行くしかありません。落ちちゃったものは仕方がありません。 恋愛だったら悲嘆にくれるのはわかりますが、就職活動です。 「くそ!! 私を落とすなんて見る目がない!!」 と、無理矢理にでも前向きになりましょう。 そうでもしないと、心が折れます。 自分の心を、自分で折るような真似だけはしないように気をつけてくださいね。 ■■■ 職務経歴書は2枚以内 ■■■ 収まるなら1枚で。 これも、書き方はいろいろと別れるみたいです。 その人の職種に寄っても違いますし。 資格が物を言う職種であれば、真っ先に保有資格・スキルを書き連ねてから職歴。 文章で職歴を語った方がいい場合もあります。 とりあえず用紙は、どれだけ転職をしていようが、職歴が長かろうが2枚以内。 なんでか? 採用担当の人が読むのが面倒だからです。 ■■■ 履歴書・職務経歴書はセットで3分以内に読み終わるか? ■■■ 美辞麗句で書き連ねるよりも、まずは読みやすさ重視です。 まずは自分の履歴書・職務経歴書が3分以内で読み終わるか計ってみてください。 自信がない人ほど長文です。 言い訳しようとしちゃうから。 嘘を言う人が、うだうだ長く喋るのと一緒。 趣味: 読書が好きです。愛読書は司馬遼太郎などで、歴史小説を好んで読みます。 よりも、 趣味: 読書(歴史小説や時代小説) のが、ぱっとわかりますよね。 (こんなことを書く前に、下段のような書き方をしているとは思いますが(^^;)) ちなみに、これ高校の推薦入試の私の答えですvv 本当は永井路子って書きましたが(笑:敬称略でごめんなさい) 面接官の先生にすっごい突っ込まれました〜。そりゃあ、中学3年生の女子の趣味が歴史小説を読むことって‥‥‥ね。 嬉々と「永井路子と田辺聖子と司馬遼太郎が好きです!」と答えて、先生から「渋いね〜。司馬遼太郎なら坂本龍馬が好きなの?」さらに「討幕派よりも新撰組が好きです!」などと会話が続いてしまいました。 未だに、この趣味はどこへいっても上司たちのウケがいい。 さらに時代劇が大好き話をすると、ノリノリです。 大岡越前や暴れん坊将軍の話とか振ると、上司の顔が綻ぶんだよね。私も好きで話すし、好きだから話を聞くのも好きだし。 短いセンテンスで、相手の興味をひくものを書くのは難しいとは思いますが、いろいろ工夫をしてみてください。 あと、読む人が50代後半が多いことも鑑(かんが)みて、文字は気持ち大きめに書くようにしましょう。 |