047:夢追い人へ |
最後の最後で、なぜか雰囲気の違うタイトルがついていますが、この最後の047はほとんどが昔の自分へ対する文章です。 夢を諦められない、夢に縋っている人が周りにいる方は参考にしてください。(下記みたいな考え方をしているのです) 仕事を始めた時、自分はこんな仕事で終わる人間じゃないとか、やりたいことは違うことなんだとか思いませんでしたか? そう思っているくせに行動には移せなくて、傍目には遊んでいるように見られて憤慨したりしていませんか? パラサイト(古っ)だとかニートだとか、新しい言葉を覚えた人があなたを揶揄したり、直接断言したりして来て、自覚があるだけに腹が立ったりしていませんか? 耳が痛い言葉は、認めたくない言葉なのです。 事情を知りもしない人が、賢(さか)しげに言ってくる姿はあなたには悪意にしか映らないでしょう。 あなたのためだから、という言葉を免罪符にした言葉のナイフは、容赦なくあなたを傷つけるでしょう。 友達のためにきつい言葉を言えることのできる自分ってやさしい、と思っている自称友達はあなたがピンチの時にはあっさりと見捨てるものです。 夢を追っているあなた。 全力で追っていますか? 他のことが目に入らないくらい、夢中になれていますか? 時折、友達と遊ぶのは別です。それくらいは、自分に許してあげてください。 でも、時折が、頻繁になっていませんか? 日々のネットの誘惑にあっさり負けていませんか? 1年後、3年後の自分が考えられないという方‥‥‥65歳の自分を考えてみてください。 無理だったら65歳の理想を考えてみてください。 定年退職して‥‥‥ それなら、退職金が出る会社に正社員で入社しないといけないですよね。 ゆっくり年金生活送って‥‥‥ 今、国民年金は支払っていますか? 国民年金なんて、私たちの老後は、きちんともらえるか確約されないかもしれないですよ? だったら、個人年金にも入っておかないといけないし、貯金も大事ですね。 毎朝のんびり犬の散歩して‥‥‥ 犬を飼うためにはペットOKの物件じゃないとダメですよね? 住んでいる家は親の持ち家だとしても、自分が相続できますか? 相続税支払えますか? 一軒家を購入したいなら、頭金は100万以上は欲しいですよね? 35年ローンとかだと、前提として正社員じゃないとローンが使えないかもしれませんよ? 自分の地元の戸建ての料金は調べてみたことありますか? す、すっぱい。 自分に大ダメージです(笑) と、いうわけで、夢を追いかけるのは、20代までにしておきましょう。 ふじさわの場合は強制終了だったのですが、今思えば、いい機会だったのかもしれません。だからといって、仕出かした親に感謝の念なんて1mmも浮かびませんが!! 自分は、何のために生まれてきたんだろう‥‥‥? ネガティブさんに共通する疑問みたいなのですが、生まれたんだからしょうがないじゃんが答えだと思います。 親の都合やエゴや失敗やらだったりするかもしれませんが、生まれた自分にはそんなこと関係ないことですよね。 男が欲しかった、女が良かった、そんなことは自分には何の責任もないことです。知らんわ。 自分の手に職をつけて(事務職もライン作業も立派な手に職です)、自分の足で立って、毎日おいしいと思えるものを食べて、可愛い物、素敵な物、楽しい物を周囲に溢れさせてください。 日々、自分が最低限生きられる糧を得た上で、やりたいことを続けてください。 直接の知り合いではありませんが、24歳で初めて漫画を描いて、プロになった方がいます。教師をしながら漫画の投稿を続けてプロになった方もいます。 小説界だと有名な方だとそういう方、多いですよね。 今は、ツールも増えて、自分の作品を公表する機会も増えています。 1日8時間、しっかり社会人をすれば、後は自分のための自由な時間です。 夢、社会人になって追いかけてもいいんですよ? 夢は願えば叶うなんて、言うつもりはありません。そんな、おこがましい。 ただ、たった1回の自分の人生。主役は自分だって、言い切れるような人になりたいな〜とふじさわは思うのです。 なので、主人公なら人に縋ったりしないで、まっすぐ立っていたいと思うわけです。 みなさまに強制するつもりはありませんが、最低限の衣食住が成り立つ仕事を敢えてするのは、それはそれで有りな生き方だと思います。 就職活動や、転職活動が人生のすべてではないのです。 一流企業に入れれば、それはそれで満たされた人生になるでしょう。でも、一日のうち8時間拘束される仕事が楽しくなければ、精神的に追い込まれるようなら、それは楽しい人生じゃないですよね。 半年頑張って、どうやっても無理なら、その路線から外れるのもいいのではないでしょうか? 頑張り過ぎないように、頑張ってください。 自分のペースで、頑張ってください。 程々に頑張ってください。 適度に頑張ってください。 仕事なんて、合格点超えてればいいんです。満点目指す必要なんてないんです。 数年後の自分が、あの時の自分は頑張っていたな‥‥‥と思えたら、それは素敵な社会人だと思います。 社会人、しましょ。
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【完】 |