042:コミュニケーションは聞く技術 |
コミュニケーション能力が高い人っていますよね。 私は、比較的他者からコミュニケーション能力が高いと言われることが多いです。 ですが、これは訓練しました‥‥‥。 正直に言えば、私はあまり他者に興味が持てない人で、誰かと集まると「自分が! 自分が!!」と喋ってしまう、とってもとっても嫌な人です。 ですので、自分を好きになるために、懸命に聞く能力を磨きました。 自分を押し出さずに、他の人の話を聞く。 興味がないことにも興味を示す。 すっごく難しいです。 上手にできているとまだまだ思えません。 会社の中で、話しかけやすい人って、きちんと話を聞いてくれる人ではありませんか? 陽気な人でも、冷静な人でも、タイプは違えど、話しかけやすい人って、『自分の話を聞いてくれる人』って思いませんか? 会社の中に、上司からすごく語られる青年がいました。 飲み会でいっつも上司の傍で『俺は若い時苦労したぞ話』や『昔の大事件の話』『トラブルが起きて、どうやって回避したか』を延々と彼は聞いています。 すっごいです。 本人は「なんで?」と首を傾げていましたが、「上司に語ってもらえるって凄いことなんだよ!!」とアピールしました。 上司に過去を語ってもらえるって、凄いことなんです。 嫌われてたら、表面上の会話だけになるでしょ? 現在の業務の話だけになるでしょ? 会社の飲み会で、聞くことに特化して、そのテーブルにいる人全員から話を聞くことを一度挑戦してみてください。 話さない人に上手に話を向けるのは難しいです。 会話を紡げるように、上手に相手が受け取りやすい話題を提供するのはものすっごく難しいです。 ‥‥‥私は未だに上手にできません。 どうしても、ある一定の人たちと会話が続きません。 まだまだ修行が足りないと実感しています。 人の話を聞くのって、面接でも意外と有効な手です。 面接に社長が重役が現れるような会社なら、特に。 ――― 相手から話を引き出す。 同僚に、一度意識してやってみてください。 これは、身に着けるといいスキルです。 天然物の『聞く才能のある人』には到底かなわないのですが、でも得るものはあるはずです。 |