027:タイピングは修行で、ゲームです



 つまり、やり続ければ上手くなります。



 でも、私、どうしてもタイピングが遅いんです。

 と、おっしゃる方がいますが、そういう方は、練習方法が間違っている場合が多いんです。

 タイピングは遊びです。
 ゲームです。
 指を早く動かすゲーム。
 脳を鍛えるゲーム。

 自分が楽しくないと思ったら、やめるものです。
 長時間練習するよりも、毎日、ネサフ(ネットサーフィン)する前の『お遊び』でするものです。


◆ タイピングを早くなりたい方へのアドバイス☆

1:正しい指使いを覚える。
(正しい配置、指使いを徹底的に身に着けます)
※だいたい、タッチタイピングと呼びます。いろいろなタイピングサイトで紹介があるのでここでは割愛。

2:スピードよりも正確性。速度よりも確実性。
(仕事もそうですが、早くて間違っているよりも、遅くても正しいのが絶対喜ばれます。スピードなんて、正確にできるようになれば、意識すれば上げられます)

3:慣れてきたらスピードを徐々に上げる。

 この順番です。
 1をおろそかにしないように気をつけてください。


◆ では、実際にタイピングを練習しましょう!!


1:正しい指使いを覚える。

 ですが、まず間違いやすいのが、いきなり日本語を打とうとすること。
 これは間違いです。
 最初はキー配列を脳に叩き込むために、『英語』で『一文字ずつ』覚えていきましょう。

1-1:Aのある列の配列に慣れる。
1-2:AとQのある列の配列に慣れる。
1-3:A、Q、Zのある列に慣れる。

 の、順です。
 これ、大事です。最重要です。
 1-1、1-2のステップアップ順ですが、ノーミスが三回続いたら‥‥‥ですね。

 ポイントとして
・キーボードを見ない。
・もし、見てしまうならティッシュなどで隠す。

 これは、タイピングの基礎で、
 『ある英文字を目で見たら、このキーをこの指で押す』というゲームです。
 反射でできるようにすることが重要です。
 できない、難しい、ではなく、無意識にできるように意識をするのが大事です。

 続ければ、絶対にできるようになります。
 7歳の女の子から、82歳の男性まで。私が見た範囲ではこれくらいですが、その方々が、できるようになっています。大丈夫!
 もう既にタイピングがある程度できる方でも、大丈夫。
 ちゃんと、タッチタイピングができるようになります。

 Aには左手小指、;には右手の小指を置きます。
 あとは一文字ずつ、指を置いていきます。すると中央にGとHが残ります。人差し指は元気に動きますので二列担当します。
 FとG、JとHはそれぞれの人差し指が担当です。(これをホームポジションといい、指を動かしても必ずお家に帰る、ホームポジションに戻します)
 画面に「A」と表示がされたら、キーボードを見ずに左手小指で押す。「Q」と出たら、右手小指を動かして、押したら「A」の上に戻す。
 目は画面だけを見て、指を探して押し戻すゲームです。
 反射でできるようにしていきましょう。

 ここで、脳みそだけでキーを探して指を動かします。目で探してしまってはダメです。
 無意識を意識する。
 なんか、かっちょいー(古っ)って感じで始めてみてください。

 文章ではよくわからないと思うので、実際に挑戦してみましょう!!


◆ おススメのタイピングソフト

美佳のタイプトレーナ さま
http://www.asahi-net.or.jp/~BG8j-IMMR/

です。初心者はまず、これ。

※ダウンロード方法
2002/03/13 MIKATYPE.LZH(操作マニュアル)美佳のタイプトレーナ Ver2.06

の『MIKATYPE.LZH』を押しましょう。
保存するか、開くか聞いてくると思うので、保存をします。
保存をしたら、mikatype.lzhの上で右クリック→すべて展開(もしくは展開)をします。



MIKATYPE.EXE
というマーク(EXEが付いていない方は、ひとつだけカラフルなマークのものがあると思います)をダブルクリックすると、小窓が立ち上がります。なにかキー(エンターキーなど)を押して練習を始めましょう。

 ずいぶんと昔に製作されたものですが、これが一番シンプルで使いやすいです。
 1.ポジション練習から始めてください。

(ちなみに、移動させる場合は必ずフォルダごと動かしてくださいね)


◆ 一文字ずつのポジション練習に慣れたら、ここで

2:スピードよりも正確性。速度よりも確実性。

 の、練習に入ります。

2-1:「あいうえお」をひたすら打ちまくる。
2-2:「か行」をひたすら打ちまくる。
2-3:「さ行」をひたすら‥‥‥以下、た行、な行と続きます。

 練習は、必ずローマ字入力で覚えましょう。
 かな入力はいいことがありません。

かな入力のデメリット
・キーボードの上の数字キーが使えない。→テンキーのないノートパソコンだと苦労する。
・インターネットゲームなどで遊べない場合がある。
・仕事で、次の人がローマ字入力なら、切り替えなければいけないので面倒。場合によっては言い合いに発展します。(実際にありました)

 こんな感じですね。
 今からパソコンを覚えるのであれば、絶対にローマ字入力です。

 ワープロ世代(40代より上くらい)だと、かな入力にこだわる人もいますが、いいことないので、ぜひかな入力は卒業してください。

 練習は『あ行の練習』『あかさたな〜の練習』の次は、『日本語の単語』『英単語』どちらでもいいです。

※『あ行の練習』『あかさたな〜の練習』はひたすら打つだけなので、テキスト、もしくはワードなどのワープロソフトで行ってください。


◆ 単語でも、間違いなく打てるようになったら、
3:慣れてきたらスピードを徐々に上げる。
 に進みましょう。



※私は美佳タイプの製作者さまとはなんの繋がりもありません。予め、ご了承ください。
 

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おまけ(ふじさわ作成のもの)

1:美佳タイプ用の練習チェック表
 本当に、コツとしては「練習は『自分が楽しんでやれる回数』まで」にしてくださいね。

上の画像をクリックすると画像のみが開くはずです。たぶん、綺麗に印刷できるはず。A4横に合わせてあります。

2:ローマ字一覧


これも同じようにクリックすると画像のみで開きます。
これはA4縦(よりちょっと小さい)で作ってあります。

よかったら、印刷して使用してください。
途中で変に太い線があるのは、エクセルを画像化しているためです。


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