025:あなたは女優。女優になるのよ! |
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めざせ、紅天女です(笑) わからない方はこちらをどうぞ。
なんで漫画の話になるかというと、面接に通らないからといって、性格って変えることができますか? できるわけないですよね? 二十歳(はたち)過ぎたら性格なんて、そうそう変えられません。 本人に変える気がなければなおさらです。 ましてや他者が変えることなんて無理です。ムリ。 どれだけ、私が苦労したか。仕事じゃないけど。家族に対してだけど!! ですので、面接の扉を開けて、椅子に座る間だけでいいんです。 ・ノックして「失礼します」の声ははきはきと大きな声で。(演技としては優秀な委員長気分) ・相手を見て嬉しいと笑う。(気分としては久しぶりに大好きな恋人や友達に会えた気分) ・その場で礼をする。(気分としては好きな作家、監督、スポーツ選手、俳優に会えた気分) ・椅子まで歩いて、相手の指示をもらって座るまで。(超有名モデル気分) この四つだけ、カッコ内の気分で演技してください。 女優です!! あなたは紅天女を目指すのです!! この二・三分で。 相手に対する印象は、初対面時にほとんど決まります。 ですので、ここで失敗すると面接はダメなのと同じです。 ガラスの仮面の中に『感覚の再現』というのが出てきます。プレゼントをもらって嬉しいという感情。バスや電車に乗っている時の揺れ。(文庫本だと14巻当たり。二人の王女の練習中のあたりのエピソードですが、結構前から出てきています) それをカッコ内の想像に置き換えて、下の二つの感覚の再現をしながら、面接の時の五分間だけ演じてみてください。 あなたに会えて嬉しい!! あなたに興味があります!! こういう態度をされて。嫌になる人ってそうそういないですよね? 会社面接であれば尚更です。 御社に就職したいです!! という気持ちだけで面接に来られるよりも、御社の仕事が好きです。御社に興味があります。御社の社員になって一緒に働きたいです!! という気持ちの人のが受け入れられやすいと思います。 ただ、どこでもいいから受かりたい!! そんな気持ちって、相手は意外と感じるものです。 面接を受けるなら、最低限は相手企業や相手企業の分野には興味を示し、社歴など目を通しておきましょう。食べ物や服なら、実物を見ておきましょう。 扉を開けた瞬間、俯いておどおどした人が入ってきたら、どう思います? 扉を開けた瞬間、妙に自信満々でにやけた笑顔の人が入ってきたら、どう思います? 一緒に働きたくないですよね? 自分が嫌なことは相手にもしない。 性格を変える必要なんてありません。ちょっとだけ、演じるだけでいいのです。 |
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