001:雇いたい人、雇いたくな い人 |
まず、ドラマとか見ていると「お茶汲み」「コピー取り」を馬鹿にする描写などがありますが、これ、大事な仕事です。 ある会社に行った時、同じような ・丁寧な挨拶と、しばらくお待ちくださいの言葉、すぐ口にできるちょっと甘いお茶 ・不躾な視線、無言、苦いだけの湯飲みを持つことすらできない高温なお茶 どちらが嬉しいですか? もちろん前者だと思います。 一番最初に接する人物で、その会社を量る人は多いはずです。 だから、会社の受付業務は綺麗なお姉さま方が多いんです。 第一印象優先。 こういうことを書くと男女差別だ、なんだと叫ぶ方がいらっしゃいますが、現状こんなものです。 で、最初の話に戻って、じゃあ、新しく事務員さんを雇おうということになった時 ・高学歴、資格いっぱい持ってる、無愛想、気が強そう ・高卒、資格なし、でもPCは使えそう、愛想がいい、素直そう どちらを会社の人事が雇うと思いますか? (そう‥‥‥という言い回しに注意です☆ 面接だけじゃ、それっぽいまでしかわかりません) 人事部があるような大きな会社以外なら、面接に社長などの上役が出てくることはあります。小さければ小さいほど、社長がしゃしゃり出てきます。 そういう場合、おじさんウケのいい人、素直そうな人が選ばれることが多いでしょう。 「ちょっと○○さん、コピー取って」 と仕事を頼んで、 「男女差別だ」 「私の仕事にコピー業務は含まれていません」 「仕事ができない人にそういう仕事は頼んでください」 なんていう屁理屈を言う人には頼みたくありませんよね。 それが人情。←え? こういうことなども含めて、ふじさわ(管理人:藤沢みやのこと)がぽつぽつと語って行きたいと思います。 ついでに、甘いお茶という表記をしていますが、高級な緑茶は口当たりがやわらかく、甘いです。 そして、高級茶葉は高温では煎れません。こう書けば、前者のお茶がお客様用の高級茶葉を使用しているのが推測できるかと思います。 見えない気遣いがされているのが前者です。 事務員さんは会社の『潤滑材』です。 工場と設計、現場と開発、などを円滑に結べる人材が欲しいと内心思っているものです。 経理だけ、マーケティングだけ、設計だけ、という専門職を突き抜ける覚悟がないのであれば、人間関係をある程度穏やかに過ごせる人が求められるのは肝に銘じましょう。 |