***目指せ!脱・ダサ下着−2−***




 今までご紹介したのは所謂「インナー」です。
 中に着る服ですね。

 お着物を探しているとよく目に付くのが『襦袢(じゅばん)』って言葉。
 これには

・肌襦袢
・長襦袢
・半襦袢
・二部式襦袢

 などなどいろいろあって、どれがなんだか新芽ちゃんにはわからないんじゃないでしょうか?はっきり言ってふじさわもよくわかってません。
 が、こういうよくわかっていない状態でもなんとかなっているので大丈夫☆

 襦袢を英語で訳すと「アンダーウェア」「アンダーシャツ」ってなります。
 ある種、下着と認識しても大丈夫なのですが、ここでちょっと注意が必要なのです。以前に、私が着てほしいのは「着物」であって「浴衣」じゃないんですよ。その差はスーツとキャミくらいに差があるのです‥‥‥というお話をしましたが、例えるなら

・肌襦袢→インナー用のキャミ
・長襦袢→シャツ


 のような感じなのです。
 ですので、着物を着る時に『長襦袢=シャツ』は必要ですが、人それぞれで『肌襦袢=インナー』は変わります。
 え、ここで告白。
 ふじさわ、肌襦袢が苦手です。特に『二部式』という上下が分かれているものはさらに苦手。なんでかというと後ろ襟が覗いたり、腰部分の紐が増えてうっとうしいからです!
 なので、お春さんが所属している着付け教室の「和装ランジェリー」っつーのを身につけています。

1:下着(バックレースのショーツに、フェリシモのブラシャツ)&足袋
2:和装ランジェリー
3:長襦袢(一部式で掛け襟のついたもの)
4:着物
 という感じで着ています。
 その途中にいろいろ小道具で留めたりしたりするのですが、こればっかりは言葉で説明してもわからないので、次回からイラストにしてご紹介して行きますね。

 肌襦袢は無理して身につける必要はありませんし、あれば着ればいいし、わざわざ購入するなら先にどうしても使うものを買った方がいいですよ。
 襦袢というだけでも世の中には種類がいっぱいありますが、何度も何度も言ってますが、お着物で守った方がいいのは『左前で着ない』のひとつだけ。
 下着なんて外からは見えないのですから、なるべく数を減らして(寒がりの人は薄手のババシャツとか利用して)すっきりしたラインを目指しましょう!
 ダサ下着を卒業すれば、着付けラインも綺麗になります♪

 ちなみに、肉襦袢って聞いたことあります?
 コントとかで芸人さんがお相撲さんの格好をしたり雷様の格好をしたりしますよね?その時に身につけている綿でお肉や筋肉が誇張されているあの肌色のあれ。あれのことを『肉襦袢』といいます。
 お着物店ではたぶん売っていないので気をつけて下さいね〜(^o^)
 ↑売っていたらそれはそれですごい。ちょっとそのお店のファンになるかも。


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