***怖い体験談*** |
『悪徳呉服店』怖い体験談 A子さんの場合。 急に着物にハマり、着てみたい!と思ったA子さんはまず着物を見てみようとショッピングモールにあるチェーンの呉服店に足を運びました。 店員さんが親切に話してくれるので面白くて聞き入るうちに、お店の奥の方へ通されます。そして出されるのは正絹の高いお着物ばかり。 着物に詳しくないA子さんは店員さんの「初めて持つなら『訪問着』のがいいわよ」というシツコイ言葉に困惑。 「訪問着を着ていくところがありませんから」と断っても言葉巧みに店員の思惑通りの方向へ(つまり高い着物を買わせる方向へ)進み、その間に周囲には店員が3名程でA子さんを取り囲み、帰るとは言えない状況にまで持ち込まれます。 友達と約束した時間だからと、なんとか口実を作り、お店から脱出。 事なきを得ましたが、呉服店は怖いという記憶が植えつけられてしまったようです。 ‥‥‥ああ、怖い。 こういうふうに取り囲まれた時に、早く解放されたいからって契約書にサインなんかしちゃ駄目ですよ!!後からクーリングオフとかする方が面倒ですから。 B子さんの場合 10年程前、着物講師のB子さんは、近所のショッピングセンターの2階にある呉服店で少し高価な正絹の着物を購入することにしました。分割払いのお金を月々お店まで持ってくれば手数料がかからないからお得になる。という店員さんの言葉を間に受けて、毎月代金を手渡しすることになりました。 けれど、行く度に店員に取り囲まれ、新しい着物を購入しなければお店を出れないような状況にされてしまいます。 気が弱いB子さんは「いりません」と断ることが出来ず、新しく、また店に代金を手渡しに行く方法で正絹の着物を買うことになってしまいました。 後は店に行く度に次から次へと買わされ、お店に行く度に高価な商品を見慣れたB子さんはますます素敵な商品が欲しくなってしまい、徐々に感覚がおかしくなっていきます。着物講師をしているせいで、主婦ではなく「職業婦人」ということでローン審査が甘くなり、4社から借金をしまくる事態になりました。 受け継いだ土地や、夫の僅かな収入をつぎ込んでも払い切れなくなり、夫の事業が上手く行かないためについには支払いが滞り、弁護士の元に駆け込み、助言を受けて家族に告白する頃には2000万円近くの負債を抱えることとなっていました。 B子さんは弁護士に依頼して自己破産を申請し、免責を受けました。 あまりの着物の多さに家族が不審がると「祖母の着物を仕立て直した」と言い張り、感情の起伏が激しいため衝突を面倒がった家族はB子さんの異常な行動に気付くことがありませんでした。 もっと早くに気付いていたら、SOSのサインを見逃すことがなければ‥‥‥と、家族は今でも思っているそうです。 現在、B子さんは家計の一切を子供に取られています。家計管理をB子さんに戻そうという意見もありますが、したことがあまりにも大きなため、今も案だけで終わっているのです。 一介の着物講師に数十万円以上の着物を売り付ける感覚。店員として、というよりも人間としてそのお店の店員はおかしいと思います。 気の弱い人程、こういう圧迫感に耐え切れずに着る機会もない高価な着物をローンで買わされてしまいます。 B子さんの子供三人は、三人で家を買ったと思おう。母の心理状況は切羽詰まっていたのだ、一種の病気に近い状態だったのだから責めるのは止そうと話し合い、年金がおりるまでの間、家計を支え合っています。息子のひとりはこの母親の自己破産のために夢を諦めて営業職についたくらいです。 着物で崩れた信頼。 兄弟間の会話は増えたそうですが、悪徳呉服店のせいでB子さん夫婦が失ったものはとてつもなく大きいのです。 上記、二件とも実話です。 他の着物絡みの悪徳商法。 悪徳・着物モデル募集 ※着物ファッションショーをするからモデルになって欲しい。モデルになってくれた人には、お礼に着物を差し上げると折り込みチラシに入っていて、応募をすると面接会場で高価な着物を買わされた。 『ただ』より高いものはない。を物語にしたような感じですが、実際にある悪徳商法です。 調子のいい誘い文句は疑うべし!! モデルではありませんがふじさわは以前に日給のぬいぐるみのショーのアルバイトをしていたことがあります。当時高校生だったのですが、午前と午後の2回、各30分程のショーで日給5000円でした。十何万もする着物なんて、もらおうと考える方がおかしいのだと思いましょう。 そんな応募者に美味しいことばかりしていたら、そのお店は即日潰れます。 催眠商法 ※教室程の広さのお店(潰れたコンビニ跡とかだと怪しさ倍増)に人を集め、集団心理を上手く操って羽根布団や着物、マッサージ椅子などを買わせる商法。 最初はただでプレゼントをするんです。 「このサラン○ップが欲しい人!?」と店の人が声を上げ、手を挙げた人がもらえる。これを何回も何回も繰り返すうちに感覚がマヒをして、高額商品などの購入にまで手を挙げてしまうようになってしまうのです。 訪問販売 ※最近はあまり見ないですが、バンなどに着物や洋服をたくさん載せて住宅街を回り、玄関を開けてくれた人に次々と商品を見せていく。最初の内は販売をせずに世間話に周知したり、最初から脅迫紛いに売ろうとしたりと手段はバラバラですが、玄関先で商品を売り付ける商法。 ひとりで家にずっといる淋しさから営業の人と会いたくて契約書にサインをしてしまう人が多いようです。 無料着付け教室による強引販売 ※無料で着付けを教えますと、着付け教室が募集します。そこへ応募をすると、最初の数回は教えてくれても、そのうち提携している呉服店にいる時間のが長くなり、場所によってはサインをするまで取り囲んだり、とりあえずサインをして逃げようとすると「キャンセルはできないぞ」と脅してきたりするそうです。 (できます。これもクーリングオフの対象です。大丈夫!!) 私も調べてみましたが、こういう方法を取っているところが結構あるみたいですね‥‥‥こういうことって絵画教室でしたりします? ピアノ教室でしたりします? いい加減に呉服協会や着付け教室の協会の人は対策に乗り出さないのでしょうか。 自分達の首を同業者にきっつくきっつく絞められていることを自覚したほうがいいと思います。 ※こういう無料教室は『心臓に毛を生やして』『絶対にサインをしないと心に決めて』『呉服店と対決するくらいの心構え』で挑むなら、無料で教えてくれるのですから甘えるのも‥‥‥手???? もし、サインをしちゃったら?→こちらへ スピードが大切です!!悪徳商法になんて負けちゃ駄目ですよ!! |
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