***Q&A(着付け教室篇)***

 
◇着付けは誰かに習ったり、教室に通ったほうがいいの?
◇個人の着付け教室と、ビルに入っている着付け教室(着付け学院)ではどう違うの?
◇じゃあ、方針と合うかどうかって?
◇いい教室の見分け方は?
◇「着物」「帯」「履物」以外にも必要なものがありますよね?




◇着付けは誰かに習ったり、教室に通ったほうがいいの?

自己流でなんとかなります。でも、できたら写真がいっぱい載っている着付け本は手元にあったほうが良いと思います。もしくはわかりやすいサイトを印刷しておくとか。着付け中、困ったらすぐに見れるものを準備しましょう。
 着物は帯結び以外で、着付けに流行があったり変化があったりとかはあまりないので、図書館で借りてきてコピーとか(苦笑)下で紹介していますが、買う必要はあまりないかも。
ひとりでできる着つけと帯結び はじめてのきもの (出版社:主婦の友社) ←1050円のお手頃の本。
「ひとりでできる着つけと帯結び」
主婦の友社 ISBNコード→4072395633
比較的写真も多くて、わかりやすいです。  

 上記の本は画像をクリックすると楽天ブックスに繋がります。ただ、こちらだと合計のお値段が1500円を超えないと送料がかかりますので
https://www.honya-town.co.jp/satellite/index.html
↑「本やタウンサテライトブックストア」さまで、近くの本屋さんに送って購入したほうが断然お得!ISBNコードとは、本の固有番号なので、この10桁の数字をコピペして探してみて下さい。
(httpsというセキュリティが高めのサイトなのでクリックすると警告が出ますが、気にしないでOKを押して下さいね)加盟店一覧で近所の本屋を探してみましょう♪

 市販の本ではたいていすぐに「お太鼓結び」という袋帯や名古屋帯を使った結び方を紹介しているので、

 半巾帯を結ぶ場合は
・「訪問着の着方」の帯を結ぶ前
・「浴衣の着方」の帯の結び方

 を参考にして下さい。
 一度、誰かに着付けてもらうとわかりやすいので、身近に着付けができる人がいるなら、お願いしてみるのもいいかもしれません。
 自己流の人は意外と多いですし、習わなければならないような複雑さだったら昔の人が普段着で着ているわけがないので(笑)
 自分はものぐさだ!という方は短期間でがーーーっと習うというのも手ですね。


◇個人の着付け教室と、ビルに入っている着付け教室(着付け学院)ではどう違うの?

◆個人のお家で教えている着付け教室は、その家の方がご自分で着付け講師の免状を取って教えています。
 ビルに入っている場合は着付け教室(着付け学院)が主催で、そこへ講師の免状を持った人が先生として教えに来る場合が多いです。
 個人→個別指導。先生とマンツーマンが多い。(頼めば友達と一緒とかもOK)
 ビル→大勢で習う。ライバル(笑)がいるぶん、勉強が進む?

 その先生が習った着付け教室によって
・独自の小道具を使うか使わないか。
・免状を取るのにどれくらいの期間がかかるか。
 などが変わってきます。

 着付けの先生になりたい!!という方は別にして、個人で楽しむ範囲なら習うとしても週に一回、3ヶ月くらい通えば十分です。他にも市が主催してる生涯教育の講座に着付けとかもありますので、そこだったら安いし、期間が決まっているので通いやすいかもしれません。
 場所がどうこういうより、問題はその着付け教室の方針が、自分と合うかどうかでしょう。


◇じゃあ、方針と合うかどうかって?

◆自分が、どんなふうに着たいか。です。

・昔と同じような小道具を使って着たい。
・とにかく着崩れしないように開発された小道具を使って着たい。
 大別するとこうなります。

 開発された小道具は確かに便利です。着崩れもしにくいし、楽だし。
 ただ、小道具にお金がかかりますし、教室によっては強制的に買わせるところもありますので、習う前に「小道具はこちらで用意したほうがいいのでしょうか?」と質問して、どんな小道具を使うか確認しておきましょう。


◇いい教室の見分け方は?

◆着付け教室の方針も重要ですが、問題はあなたと教えてくれる先生の気が合うかどうかです。着付け教室も先生によって、同じところで習ったとは思えないくらい千差万別です。

・会社から近い、もしくは自宅から近い。

 を最優先にして検索してみましょう。
 今はネットでどこに教室があるかわかりますので便利です。

 で、実際に電話をするわけですが、いきなり通学を始めずに
「まだ初心者なので一度見学をさせて下さい」
 と、お願いをしてみて下さい。

 たいてい無料で、必要な道具の説明や、着物の種類など実物を見せて説明してくれます。
 それから習うかどうかを決めることになるので、手当たりしだいでいろいろな先生の家に電話してみたり、お邪魔して見学しまくるのもいい手かもしれません(おいおい)

 その先生が本当に着物が大好き!好きだから教えたい!!という方の場合は、新芽ちゃんの質問にばっちり答えて下さいます。
・見学を断る。
・時間の融通をあまり利かせてくれない。
・言葉の端々から小道具を売りつけようとするのがわかる。
 場合は、ちょっとその教室はやめておいたほうがいいでしょう。
 あと、一番大切なのが、あなたと先生の相性!!!
 短い期間といえ、師匠と弟子になるわけですから‥‥‥明るい人、ちゃきちゃきした人、のんびりした人。人間ですからいろいろな人がいます。
 あなたの性格に合う先生を選んで下さいね。
 お春さんの知り合いの先生たちも本当にいろいろな方がいらっしゃいますので、あなたが選ぶつもりでOK!

 先生によってはお茶やお華のお免状を持っていて、一緒に教えて下さる場合もあります。茶道や華道に興味のある方は聞いてみるのも手ですね。
(個人的な意見ですが、大きなお茶会に参加する予定がない限り、茶道も本を読む程度で十分です。私の場合はお寺の茶会、観光したお城の茶室などでお茶を嗜む機会が人より多いと思うのですが、中学校の時に習った知識だけで万事OK☆でした。恥をかいたことは今のところありません)


◇「着物」「帯」「履物」以外にも必要なものがありますよね?

◆はい。あります。いっぱいあります。
 このサイトではしばらくの間、「洗える小紋」「半巾帯」「草履か下駄」の購入の話を進めていきますが、同時に小道具も買いたいのよ!!という方もいらっしゃると思います。
 ただ、小道具類は種類が多く、着付け教室などによって使うものも異なってきます。
 そのために、ここではできるだけ小道具の説明に時間を費やしたいのです。
 「着物」「帯」「履物」は単品でもそれなりに高価なものですので、とりあえずこの3点が揃ってから、小道具の解説に移りたいと思います。

 で、一応最低限に必要な小道具一覧。

・肌襦袢(はだじゅばん):(一番下の下着のこと。普通の肌着で代用可能)
・長襦袢(ながじゅばん):(下着のこと。夏用・冬用・袖の長さなどでいろいろ種類があり。さらに一部式、二部式がある。)
・腰紐(こしひも):2本から4本(長襦袢を締めるのに1本、着物を締めるのに1本必要。お太鼓をする時にも使うので4本あればたいてい大丈夫)
・伊達締め(だてじめ):(着物の上に結ぶ。これを結ぶと帯が締めやすくなる)
・帯板(おびいた):(帯を結ぶときにあると、帯がよれにくくなる。ゴムがついていたほうが便利)

 えーーと、種類によっていろいろあるのですが名前だけ。
 わかる方は、他のものを頼むときに一緒に頼むといいかも。
 丸っきりの新芽ちゃん(初心者)で、周囲も着物を着る人がいないから小道具がまったくわからない!!という方はいっそ小道具セットなどを購入したほうがお得です。けっこう可愛いのも出ていますよvv

きものリサイクル 忠右衛門さんのお買得☆新品 13点小物セット Mサイズ
お買得☆新品 13点小物セット Lサイズ
きものやさんのウキウキ!着物着付け小物セット
街着屋さんの可愛い着付けグッズセット
 上記三点は小道具だけのセットで長襦袢は入っていません。初期投資が本当にかかりますが、一度買ってしまえば小道具に関しては買いなおす必要はほとんどないです。

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