***不幸はいつだって突然に‥‥‥01*** |
子供が二十歳になったら。 さて、当たり前のことですが、不幸は突然にやってきます。あなたにとっての大事な人が、突然遠くへ旅立ってしまう日は、予測できることなく訪れるのです。 それは、老衰でも、闘病でも、突然死でも一緒です。 「おきらく*おきもの*らいふ」の管理人の父も2007年に他界を致しました。 今回のお話は、それを踏まえた上でのお話です。 いろいいろありましたが、今回はそのいろいろはなるべく取っ払って、着るものに関してだけお話します。 さて、表題にあるとおり、このサイトをご覧の親御さんには、子供が二十歳になったらぜひともやっていただきたいことがあります。 それは、洋装の礼服を子供に誂えることです!! ふじさわの父が亡くなったのは2007年の9月のことです。 入院中の病院にいた母から会社に電話があり、すぐさま駆けつけましたが、会社が少し遠かったこともあり着いた時にはすでに病院に父の姿はありませんでした。 流れとしては ・病院などで亡くなる。 ↓ ・いろいろ手続きして、自宅などへ搬送。 ↓ ・葬儀会社へ連絡。 ↓ ・さらにいろいろ準備。 と、なります。 ここで問題なのが普段はあまりお世話にならない「暦」です。我が家の場合は『友引』にかからなかったので、亡くなった日が仮通夜→翌日が通夜→翌々日が葬儀となりました。 もし、この暦の関係で通夜が早まったら、当事者は礼服を誂える時間がまったくないのです。 恥ずかしいことに、この時ふじさわは洋装の礼服を持っていませんでした。友人の結婚式で身につけた黒のワンピースはありましたが、それは膝丈で、とても通夜や葬儀で身につけるようなものではありません。 同じように、弟も礼服を持っていませんでした。 弟は慌てて紳士服店へ。 ふじさわは母が礼服を三着持っているとのことで、借りることができました。 しかし、あまりにも慌てて駆けつけたためパンプスを持ってくるのを忘れていました。鞄も黒の物を持っていません。うわーーー!! 大慌てでアパートに戻りパンプスと鞄を探し出しました。 当時、髪の毛が長かったので黒の髪飾りが必要に。黒のゴムだけでも良かったんですが、微妙にゴムでは結べない、でも解いていると給仕がしにくいという髪型だったので近くの百貨店で髪飾りを物色することに。 あ、エプロンもいる! いろいろお菓子などを運ぶので黒い袋も!! と、後から後から必要なものが出てくるのです。 冠婚葬祭の『婚』は事前準備がいっぱい取れますが、『葬』はそういうわけには行きません。 で、次に必要なものを記しておきたいと思います。 >>次へ |
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